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貴公子のたくらみ ~絶界の箱庭編~ 完成報告

聖ヴァレンティヌスの策謀など知らぬJONYです。

 

2017年1月31日に、「貴公子のたくらみ ~絶界の箱庭編~」のVer.1.00を公開いたしました。これをもって、エンディングまで完成いたしました。

初版Ver.0.80から1か月以上空くこととなってしまいましたが、ひとまず完成まで至って安堵しました。

(その後、立ち絵を追加した更新版Ver.1.02を公開いたしましたが)

 

そして、この作品は「ニコニコ自作ゲームフェスMV」に応募していましたが、

その結果が発表されました。

http://site.nicovideo.jp/rpgtkool/fesmv/result/?bnr=top_bigbnr

 

 

…というわけで、かすりもしませんでした。

 

落選した理由は知りませんが、未完成であったため…という事にしておきましょう。

 

受賞された作品はどれも一目で独創的や尖った作品とわかり、

短編ながらもゲーム構成が非常によく練られている事が評価されたようです。

私はまだプレイできていませんが、ひと段落したら遊びたいと思います。

 

「貴公子のたくらみ ~絶界の箱庭編~」は、町やフィールド移動がない、仲間が序盤で全員そろうなど、個人的には王道を外した中編として作成したつもりでしたが、

RPGアツマールの中では、王道長編RPGとみられている感はあります。

 

戦闘なども分かりやすくするために、余計なシステムを入れずにシンプルにしましたが、そこに工夫が足りなかったのかもしれません。

 

ストーリー勝負といっても、そこに至るまでにプレイを止められては無意味ですし、特に長編は飽きられない工夫が難しいですね。私も注意したつもりでしたが、なにより、公開から最後までプレイできない状態が長く続いたことが致命的でした。

 

即ち、このような作品は埋もれやすく、何か尖ったものが必要という訳です。我々にはそれが無かった、という訳です。

 

しかし、我々が作りたかったのは、そんな“普通の“作品だったのです。我々の世界観・キャラクターを表現するための、普通のRPGが。

このような作品は奔流に飲まれるでしょうが、それでよかったのでしょう。

少しだけでも、我々の作品を遊んで、面白かったと思っていただける人がいれば。

そう、我々は0を1にするためにこの奔流に挑んだのです。

 

(あわよくば敢闘賞とれるかと高望みしていましたが、そんなに甘くない。Mu RPGが間に合っていればムー賞取れていた(慢心))

 

ともあれ、「貴公子のたくらみ ~絶界の箱庭編~」の追加ダンジョンをただいま製作中ですので、今後ともよろしくお願いします。